人間関係とビジネス、両方に通ずる価値提供とは?

コラム

価値提供

今日は「価値提供」というテーマで話していきます。

人間関係とビジネス、両方に通ずる価値提供とは?

ズバリ

  • お金
  • 時間
  • 感情
  • スキル

これらを適切な形で相手に提供できること。

ぜひ日頃のコミュニケーションでも意識してみてもらえればと思います。

相手に与えることで価値提供となる4つのモノ

これ、ビジネスマインドのトピックでは割とメジャーな話題でよく出てくるんですが、「相手に与えることで価値提供となる4つのモノ」というのを今日はご紹介してみようかなと。

答えは最初にも言いましたが【お金】【時間】【感情】【スキル】の4つです。

これはぜひ覚えておくといいですよ~

お金

そもそもとして、お金は価値の尺度としての機能を持つので、

「お金を与える=価値を与える」

と言うことが(理屈上)できます。

美味しいご飯を食べたい時、お店にお金という価値を提供することで食事という価値を受け取ることができるのも一緒。

ただ、お金はリアルすぎるのでビジネスの場以外で授受されることはあまりないですけどね(やりすぎるとワイロ的になるので。笑)

時間

Time is Moneyという言葉もあり、人によっては時間の方がずっと大切に感じる人もいるでしょうから、

「時間を与える」

というのは大きな価値提供になります。

例えば労働もそう。

「代わりに~~やります!」

といえば時間の提供になるし、

モノでもそう。

例えばストーブやエアコンなどで言うと、寒いときにストーブやエアコンなどが無ければ自分で火を起こしたりしなければならないわけですから、その時間を短縮してくれているため時間を提供しているとも言えます。

感情

一見難しそうですが、一番誰でもすぐに(やろうと思えば)できるのが、

「感情的な価値の提供」!

一緒にいて、それだけで楽しいって人いませんか?

例えば

  • 良いところを気づいて褒めてくれる人
  • 立場を尊重して気遣えうことができる人
  • 同じ視点で会話ができる人
  • 自分の本質を見てくれる人
  • 励ましてくれる人
  • 応援してくれる人
  • 価値観を肯定してくれる人

などなど、考え出せばいくらでもあるかなーと。(ここで出てくるのが「コミュ力」ってヤツですね。)

上記のような人の周りには自然に人が集まってくるのは、

“一緒にいることで価値を感じる(もっと一緒にいたいと思う)から”

と言えるんじゃないでしょうか。

逆もまた然り。上の反対のことをしている人は、他人から“奪っている”ということなので。

スキル

そして最後にスキル!

スキルが価値を持つのは

「相手が持っていないスキルで、相手の悩みを解決できる(価値提供できる)」

からです。

例えば

  • DIYが得意で簡単なリフォームをできたり家具を作ることができる
  • 英会話を教えることができる
  • パン屋さん顔負けの手作りパンを作ることができる

などなど。

全て、スキル(による価値)の提供。

「ビジネスを始める!」って場合、価値提供できるスキルを身につけるべしというのも、こうした相手の悩みを解決することで価値提供になり、それがビジネス(お金をもらう仕組み)になるからですね。

まとめ

ということで以上4つ。

【お金】【時間】【感情】【スキル】という「相手に与えることで価値提供となる4つのモノ」について書いてみました。

「相手に価値提供できる人間になる」ということは、上記4つを持ち、それを相手に「正しく提供」することができる、そんな人間になるということです。

正しく提供、ってところがポイントです!求めてない人に提供しても意味ないので。

要注意な思考

逆に言えば、そうした価値提供を全く考えずにWINWINの人間関係を作るのは難しいだろうし、近しい人ほどおろそかになっているものなので、こうした「4つの価値提供」のお話を聞くと、

「お金で価値提供って変じゃない?」

「時間を与えるって自分も忙しいけど」

「感情を提供するってよくわからないし…」

「自分はまだ与えられるスキルとか無いよ」

という風に「自分には無理」という「価値提供できない人バイアス」がかかってしまう人もいて、特にビジネス初心者だったりすると多いですね。

それはなぜかというと、

「自分はまだ初心者だから、実績が出せたら(稼げるようになったら)そりゃできるようになるはずだけど、今はまだ無理」

と、無意識に考えてしまっているからです。

その思考は要注意!ホント、要注意!

そうではなくて、

「価値提供できたから、対価として実績になる」

わけですよね。

スキルの項で挙げた3つの行動も、言ってしまえば全部ビジネス(対価との交換)に変換することも可能です。(それで価値を感じる人がいるからです。)

だから、こうした例をパッと考えられる人というのは、普段から

「〇〇さんはどうしたら喜んでくれるのか?」

を前提にした行動を心掛けているということです。

ぷぅ

あらゆる行動を“与えるマインド”に基づいてやっていく。これはビジネス基礎力のトレーニングにも最適ですからオススメです。