フラワーデザイナーさんの経営相談にのる
先週火曜日、フラワーデザイナーの先生がぷぅ社に来訪。4歳と8歳のお子さんを持つママさんで、フラワーデザインに関して比類なき才能の持ち主。
毎月ぷぅ社から数十万円の発注をしているが、1、2週間で在庫が切れる入れ食い状態。デザイナーさんの制作さえ追い付けば、月商100~200万円だって目指せるのが先生の作品のポテンシャル。
ただ、いかんせんすべてが手作り商品のため月に100個も200個も作るのにはマンパワーが追い付かない。
一人ではじめたビジネスの大変さはよくわかる。先生もそこに限界を感じていて、
今回の来訪は
- 「売上げ」の拡大
- 「利益」の出る物販
- 「時間」の創出
そんな経営相談にのってほしい!との要望。
自分の経験を交えてできるだけ実現可能なように助言する。
- 選択と集中
- 組織化と効率化
- 先生(コンサル)業への進出
こんな風にステップアップしていけば、人生の最終目標ともいえる「お金、時間、仲間」を得ることができると、ぷぅの持論を展開。
選択と集中
販売先をamazon(ぷぅ社)だけにしぼり、すべての在庫を【買い取り】スタイルでぷぅ社が受け付けることで「物販の利益」を確保(在庫リスクなし)。
多種多様な商品をテスト販売し、「売れる商品」だけを積み上げて、発注、制作ともに効率的に商品を製作していく。
組織化と効率化
一人でもいいので、「制作・梱包・発送要員」を雇い、自分はアイデアを生むことに集中する。
外注化により仕入れ、制作、発送、販売の効率化をはかり、「自分の自由時間」をつくり、自身もamazon販売(ぷぅ社相乗り)を開始する。
先生業への進出
「ハンドメイド商材の制作」と「amazonでの販売技術」のパッケージを売りに先生(コンサル)業へ進出し、仕入れゼロの収益の柱を立てる。
収益と時間を生んだ先に
こうして「お金」と「時間」を得たうえで、先生が望む創作活動や人に役立つこと(地域貢献)を行っていく。
自分の経験が人の役に立ち、自分自身の充実感も得るためには相応の努力と時間が必要だが、大変だからこそ超えたときの達成感があるのだ。
そんなことを話し合って、今日はタイムアップ。
家事、育児、営業、制作、販売、発送すべての作業を何年も続けてきた先生の根性があれば、必ず成功するはずだ。
会社の経営、ビジネスの構築・発展には「仕組み化」が必須
ビジネスを考える時は、できるだけ「全体像」をイメージしてから取り組むようにしています。これを僕は「仕組み」と呼んでいます。
今回は情報発信ビジネス(先生業)の継続・発展をイメージして、A4用紙に3色ボールペンでカキカキカキ、、、
実はコレ、過去になんどもやっていて、考えては直し、考えては直し。
コレだ!と思ったところでExcelに清書しました。
仕組みを考えるのが好き
しかし、いつからこんな「仕組み」を考えるのが好きになったのだろう。
うーん、やっぱりサラリーマン時代か。
建物の設備システムを考えては「システムフロー」を何度も作ってきた。考え、悩み、お客様と打ち合わせて修正し、現場からは文句を言われ、それでもめげずに書き続け、自分の想定したとおりにシステムが稼働するまで立ち合い、実際動いたときは感動を覚えたものだ。
そんなことを17年もやってきたものだから、今では「システムが好き」という変人になってしまったのであろう。
最高残業時間240時間オーバー。死ぬほど大変だった社畜サラリーマン時代の経験に感謝。