オリジナル商品開発に伴い抵触する可能性がある知的財産権の種別確認【一点突破】戦う学生に贈る文具ギフト

実践記

独自商品開発に伴い抵触する可能性がある知的財産権

金曜日、ぺ○てる社の営業さんから連絡がはいる。

(よく電話の掛かってくる一週間だ)

ぷぅ社のオリジナルシャーペンとその、、面白い化粧箱がウチで話題となっていまして、、

全国営業部会で紹介されたほか、社長の耳にも入ったようで、、

他社との競合がないか、【権利関係】の調査書類を提出するように言われてしまいました、、

まぁ、当然だろう。

ぷぅのデザインはけっこう攻めたデザインだ。そうなるだろうと思って事前に調査はしてある。

ぷぅ

社長っすか!(名前知らない、、)

事前に弁理士の先生に聞いて問題ないことを確認していますが、なにかしら書面にまとめてみます!

ということで、何度もやり取りをした弁理士の先生とのメールを見返して整理する。

(弁理士の文章は長くて難解)

抵触する可能性がある知的財産権を確認

<知的財産権の種別>

【特許権】
発明を保護するための権利

【実用新案権】
物品の形状、構造または組み合わせに係る考案を
保護するための権利

【著作権】
著作物を保護するための権利

【商標権】
商品又はサービスについて使用する
商標に対して与えられる独占排他権

【意匠権】
物、建築物、画像のデザインに対して
与えられる独占排他権

今回、抵触する可能性があるのは、「商標権」と「意匠権」

ぷぅ社のデザイン案は、直接的に他社のロゴや名前などの【商標】を利用するものではなく、あくまでも似ている色(色彩)をつかうだけ。

色彩のみからなる「商標権」は2014年に制度が導入されたばかりで判例は少なく、明らかに同色で意図的でない限り侵害にはあたらない。「赤と青で構成したらダメ!」なんて言われたら、ほかの誰もが製品を作れなくなってしまう。

「意匠権」に関しては、色彩だけで取得することはできず、【物品(形状)+色彩】で登録され、基本的にまったく同じモノを作らなければ、意匠権侵害となる可能性は低い。

つまり「商標権」「意匠権」、どちらの警告が入っても避けられるということだ。

最後の問題は「モラル」

ここだけは人の感情が基準となるので、「大丈夫です!」とも言いづらい。

(いまのデザインだと、かなり他社を意識していることがわかるからなぁ、、)と、めずらしくちょっと弱気になる、ぷぅ。

ということで、ちょっとだけデザインを変更して、

ぷぅ
ただ、単色の色彩を使っただけです

と、言い切れるように変更。

 変更後のデザイン

(弱気になったぷぅの化粧箱Excelデザイン)

これで弁理士にデータを送信して確認中。

書面として報告書を作成してもらい、ぺ○てる社に提出しよう。

知らなかった。では、済まされない知財の権利。ココだけはしっかり石橋を叩いて渡っていく。

(決してP社の社長にビビっているわけではない)

【一点突破】戦う学生に贈るMONO文具ギフト

夜中にPCで作業

ぷぅのメルマガは10項目ある。

だいたい日曜の夜に下書きをして、月曜日に仕上げて発行する。

そんなメルマガの下書きを終えて月曜日になった午前1時ころ、ふとしたアイデアを思いつく。

自分のように夜中まで頑張っている【戦う学生に贈るMONO文具ギフト】ってどうだろうか。

あ、これはイカンやつだ。

物販、発信、ツール。こうやって何かアイデアを思いつくと、とりあえず形になるまで眠れなくなる。

ブォン、、、

あきらめてPCとExcelを立ち上げる。

  • どんなコンセプトで?
  • どんな形がいい?
  • どんな言葉がいい?
  • どうすれば気合が入る?
  • 想いを伝えるために必要なものは?

真夜中に一人、ブツブツ言いながらカタカタカタ。

ぷぅ
ふー。とりあえずひと段落。

よし、寝るか。

が、ベッドに横になったあとも、、、

キャッチフレーズをつけたほうがいいな。

MONO(唯一)にかけたタイトルが良いだろう。

ギフトボックスは筒状がいいか?

平たいMONO消しゴム状がいいか?

 

ふー、、

 

ブォン、、、

あきらめてPCとExcelを立ち上げる。

 

ブツブツブツ。カタカタカタ。

あ、夜が明けた。(朝5時)

 

まぁ、そんなこったろうと思ったぜ。

楽しいことを思いついたときは、どうせワクワクして眠れないんだ。

 

そして、朝9時。

ぷぅ妻
いつまで寝てるのー!

あ、、うん。

あの、昨日は朝方まで、、、

ぷぅ妻

早寝早起きしなさいってぷぅが子供たちに言ってることでしょ!

あ、、うん。

でもね、昨日の夜に面白いアイデアが、、、

ぷぅ妻

子供たちはもう勉強はじめてるよ!

あ、、うん。

、、、はい。起きます。

 

こんな偉そうなキャッチフレーズは書けても、

(戦う学生に贈る文具ギフト案)

これが、ぷぅ家の日常だ!

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