はじめに
よくコンサートとかにいくと、ダフィアと呼ばれる人達がコンサートのチケットを
と普通に購入できる値段よりも高い値段で売ってる人をみたことはないだろうか?
ネットでも似たようなことをしてる人がいる。
せどりそのものは違法ではない。
前回は、「商標法・著作権違反」について学びAmazonで販売するときに気を付けることをまとめたが、
今回は「チケット不正転売禁止法違反」「詐欺的な手法による販売」にならないようにするために、出品の時に注意する点についてお伝えしていきます。
そもそもチケット不正転売禁止法とは?
「チケット不正転売禁止法」は、主にコンサートやスポーツイベントなどの入場券(チケット)を対象とした法律で、不正なチケットの転売を禁じている。
具体的には、以下のような3つの行為が禁止されています。
本人限定チケットの転売
イベント主催者が「本人限定」を明記しているチケットを、本人以外が転売することは禁止されています。
不適正な利益目的の転売
チケットを購入する目的が、最初から不適正な利益を得るための転売である場合、それは禁止されています。
事業としての転売
事業としてチケットを転売する行為は禁止されています。
この法律の違反者に対しては、罰則として懲役や罰金が課されることが定められている。
チケットの不正な転売による消費者の利益を保護し、公平なチケットの取引を促進するために制定されたものです。
「チケット不正転売禁止法違反」について、逮捕・起訴される事例
たとえば、2020年に日本で導入された「チケット不正転売禁止法」に基づき、2021年にはオンライン上でライブコンサートのチケットを不正に転売した者が逮捕される事例がありました。
このように、特定の商品(この場合はチケット)については、その転売が法律で規制されている場合がある。
そのため、電脳せどりを行う際には、
・どのような商品を扱っているのか
・その商品の転売が法律で規制されていないか
を確認することが重要です。
特に、コンサートやスポーツイベントのチケットなど、転売が禁止または制限されている商品については、法律違反となる可能性があるため注意しましょう。
Amazonで販売するときにチケット不正転売禁止にならないようにするにはどうすればいいの?
Amazonでチケットを販売する際に「チケット不正転売禁止法」に違反しないようにするためには、以下の点に注意することが重要となります。
法律の理解
まず、「チケット不正転売禁止法」をしっかりと理解しましょう。
この法律は、主に不正な目的でのチケットの転売や事業としての転売を禁止している。
そのため、法律の詳細を理解して遵守することが必要です。
本人限定チケットの取り扱い
「本人限定」の表記があるチケットの転売は違法となる。
本人以外がそれを転売することは法律に違反するので、そのようなチケットの販売は避けましょう。
不適切な利益目的の転売の回避
チケットを購入する目的が、初めから不適切な利益を得るための転売である場合、それは違法となる。
元々自分が使用するつもりで購入したチケットを、使用しなくなったために転売する場合は、その限りではない。
Amazonのポリシーの理解と遵守
Amazon自体が、そのプラットフォーム上でのチケットの販売について特定のガイドラインや規則を設けている場合がある。
それらのポリシーを理解し、遵守することも重要です。
専門家への相談
法律や規則について疑問や不明な点がある場合は、法律の専門家に相談しましょう。
これらの点に注意して、法律や規則を遵守しながら商品を販売することが大切です。
Amazonで「詐欺的な手法による販売」で違反・逮捕した具体例
次にAmazonで「詐欺的な手法による販売」で違反・逮捕した具体例について説明していきます。
インターネットでの販売において詐欺的な手法を使用した場合、その行為は違法となり、罰せられる可能性がある。
詐欺的な手法とは、
・偽の情報を提供する
・誤解を招くような手法を用いる
・実在しない商品を販売する
などの行為を指します。
アマゾンでの詐欺的な手法による販売に関連する具体的な逮捕事例としては、以下のようなケースがあります。
実在しない商品の販売
購入者からの支払いを受け取った後、商品を送らないという行為は詐欺とみなされる。
2019年には、アメリカのニューヨークで、高額なカメラ装置をAmazonで販売していると偽り、購入者から数千ドルを詐取した男性が逮捕されました。
詐欺的なレビュー
自分の商品のレビューを操作することも詐欺的な手法と見なされることがある。
これは「レビュー詐欺」とも呼ばれ、商品の評価を不適切に高めるために偽のレビューを書く行為を指す。
このような行為に対しては法的な対応が取られることがあります。
これらの事例は具体的なものであり、これらに限らず多種多様な詐欺的手法が存在します。
販売者は常に誠実さと透明性を保つべきであり、不正行為は法的な制裁だけでなく、アカウントの停止などのペナルティにつながる可能性があります。
Amazonで販売するときに詐欺的な手法による販売にならないようにするにはどうすればいいの?
Amazonで詐欺的な手法による販売を避けるためには以下のガイドラインに従うことが重要です。
正確な商品情報の提供
あなたが販売する商品の詳細、状態、価格などについて正確で真実の情報を提供しましょう。
商品の説明が現状と一致していないと、それは詐欺的な行為と見なされる可能性があります。
適切な商品の送付
商品が注文された後は、指定された時間内に適切に商品を発送するようにしましょう。
発送に遅延が生じる場合や問題が発生した場合は、すぐに顧客に連絡を取り、事情を説明すると良いでしょう。
偽のレビューの禁止
自身の商品に対するレビューを偽造したり、操作したりすることは厳重に禁止されています。
これは詐欺的な行為と見なされ、アカウントの停止などのペナルティにつながる可能性があります。
顧客サービスの提供
顧客からの問い合わせやクレームに対しては迅速かつ丁寧に対応することが重要です。
顧客への優れたサービスはビジネスの信頼性を高めます。
Amazonのポリシーの遵守
Amazonは販売者に対してさまざまなポリシーを設けています。
これらのポリシーは販売者が適切な商慣行を維持するためのものであり、これを遵守することが求められます。
法規制の遵守
販売する商品や行うビジネスに関連する全ての地域や国の法律、規制、ルールを遵守しましょう。
これらのガイドラインを守ることで、Amazonでの販売が詐欺的な行為とならないようにすることが可能となる。
一方で、これらのガイドラインは一般的なものであり、具体的な状況に応じた法的助言を求めることが大切です。
おわりに
サラリーマンぷぅ時代、正直ここまで調べて知識をつけてからせどりをスタートしたわけではない。
やりながら、あーでもない。こーでもないと手探りで常に在庫を回転さえることを意識して走り出していた。
ここにあげたことは、自分自身が実際に受け取ることを考えて出品したらまず違法になることはないかと僕は思っている。
気持ちよく購入してもらうにはどうすればいいのか?
どんな気持ちなるか?
Amazonは商品レビューもしかりですが、出品者(ストア)評価もしっかりと残る。
いろんなお客さんがいますが、クレームがきたら即返金して対応する。
誠心誠意対応していくこと
がいいストアを長く続けるコツではないかと思います。
ネットもリアル店舗もそこは一緒。
売れる商品をリサーチするのはみんな必至にやりますが、受け取る相手やニーズに常に答えようとし、一度購入していただいたお客さんも大切にするという意識を持つことも大事です。
長くいい関係をネット上でも作っていくことを意識しましょう!