第5話おもちゃショー物販の問屋契約の奇跡

卸問屋開拓

前回までのあらすじ

失敗することを恐れない挑戦を続けるぷぅに起こった
「おもちゃショーの奇跡」本当にたくさんの方から反響をいただいています。

ここにタイトル
  1. ビッグサイトのおもちゃショーへ参戦

    第1話「おもちゃショーの奇跡」

  2. コンビのおじさん 玩具問屋へ電話突撃

    第2話ふざけた質問をきっかけにおもちゃショー物販の「奇跡」は始まった

  3. □社の営業オッサンとの偶然の出会い

    第3話おもちゃショー物販の「奇跡」怪しげなオッサン登場

  4. □社裏事務所で怒号とともに営業部長登場

    第4話おもちゃショー物販の奇跡

ぷぅの「amazon物販への熱意」と「営業部長の熱いハナシ」を受けて玩具問屋との取引が決定的になったその時,

□社事務所に突如来訪した
「☆☆社長」がぷぅのもとへそして退路のないぷぅに、おもちゃショー【最後の奇跡】が起こる。

「☆☆社長 vs ぷぅ社長」

社長登場と入社面接

ドンッ

□社事務所の商談スペースに圧倒的な「オーラと眼力」とともに突如登場した「☆☆社長」

扉を開けて事務所をぐるりと見まわし、偶然「VIP待遇」のような形となり、営業のみなさんに囲まれて商談している「ぷぅのテーブル」へ

※ここでコンビのおじさんと営業部長は空気を読んで席を外す。

ぷぅ
初めまして株式会社ぷぅのぷぅと言います
(名刺を渡す)
△部長
ぷぅさんは、会場で偶然お会いしたご新規さんなんですわ.。
社長
あ、ご新規さんですか、(それはそれは少し拍子抜けした様子)
ぬ、、ここで舐められたらイカン!!そんな雰囲気を社長が察したのか、「ぷぅの力量」を測るかのようにまるで入社面接のような質問を投げかけてくる「☆☆社長」

社長の質問

社長はゆっくりと、ぷぅの目を見てこんな質問を投げかけてきました。

※実際は対話形式でしたが、まとめるとこんな感じ

  • どんな物販をしているか
  • どんなメーカーを扱っているか
  • 対象年齢はどのくらいか
  • 何年物販をやっているか
  • その前は何をしていたか
  • なぜ会社を辞めたのか
  • どんなビジネススタイルなのか
  • 売上げはどのくらいか
おうおう、江戸っ子営業部長と同じくグイグイくるな!
まるで「入社面接」のよう

こうなれば、ダメモト

もともと、そこそこ大きな会社で労働組合の「執行委員長」を歴任したぷぅ

「社長」との対話には慣れている。

こんな奇跡の出会いは二度とない。こうなれば、ダメモトだ。誠実かつハッキリと「自分の意志」を伝えよう。※以下、ぷぅの回答要約

ぷぅ

1どんな物販をしているか

amazonで4店舗
  1. 食品
  2. ペット用品と雑貨
  3. 文具
  4. 独自ブランド(お花)

この4つの物販を展開しています。

どんなメーカーを扱っているか

玩具関連といっても雑貨が主で「ぬいぐるみ系やパズル」などを扱っていて
〇〇社やXX社などが多いです。

実際、玩具に関してはまだまだ未開拓でこれから□社さんとの取引の中で
どんどん増やしていきたいと考えています。
(まるっきり入社面接の模範解答)

対象年齢はどのくらいか

特に対象年齢などのこだわりはなく、

  • 利益があり
  • 回転が良い商品

にこだわって商品を販売しています。仕入れる量は、自身の販売実績から演算して「1ヶ月分だけ」と決めているので「ロットの縛りがある商品」などはかなり慎重に仕入れます。
何年物販をやっているか

amazon物販は副業時代の2015年にはじめて「今年で4年目」になります。
株式会社を設立したのは2年前、独立したのはちょうど1年前です。

その前は何をしていたか

物販とはまったく関係のない「建設業」で働いていました。
名刺に書いてある「技術士」はその時の名残(なごり)です。物販ではなんの役にも立ちませんが、
10年かけて必死に取った資格で、今でも名刺に載せています。

2なぜ会社を辞めたのか?

皆さんの前では言いづらいですが、「サラリーマンの先の読める人生」
に耐えられなかったからです。

  • 「決められた仕事」をして
  • 「限られた収入」をもらい
  • 「やりたいことへ挑戦」ができない
そんな、サラリーマン生活を抜けて

「自分らしく挑戦心をもって人生を生きるため」独立を決めました。いまは自分自身の職業を「自由人の自由業」と呼んで
自営の会社でのびのびとやっています。

どんなビジネススタイルなのか

現在は個人社長として妻に協力してもらいながら
「ひとりで物販」をやっています。
「データを利用」して「労働の伴わない」効率化された物販が得意で、基本的に
「パソコン1台」で物販を回しています。

売上げはどのくらいか

物販の売上げは月商400~500万円前後
ぷぅ社はちょうど先月決算で昨年度の年商は1億800万円となりました。
半分は「物販」半分は「ネットビジネス」で売上げを立てています。

※ここで眼力の強い☆☆社長の眼光が あきらかに強くなる。
(老舗の問屋に「ネットビジネス」 という言葉は選択ミスだったかな)
(ただ、ここは臆せず自分の本心を告げよう)

「希望の光」

僕は、自分自身が実績をあげた【物販技術】を副業や主婦の方々に向けて「ネット」を通じて提供しています。
ネットビジネスというと聞こえは悪いかもしれませんが、

自分が実践する【物販技術】で「1組織の力」を超える実績をあげて
組織に頼らず「ひとりでも生きていける姿」を見せることで、

僕が技術提供している方々への「希望の光」となりたいと考えています。
それは、物販とネットビジネスで失敗を恐れず挑戦を続ける
「自分だけにしかできないこと」だと自負しています。

終わった

☆☆社長の「矢継ぎ早の質問」はどんな意図があったのかはわからない。

ただ、新規の客の目の前に座った手前、当りさわりのない会話をするために質問をしてきただけなのかもしれない。
そしてこの「ぷぅの回答」が良かったのか悪かったのか、□社との取引にどんな影響があるのかそんなことは分からないが、
とにかく、自分が本心で思っていることは伝えた。さぁ、どうくる☆☆社長。そして、ゆっくりと☆☆社長が口を開いた。

次回予告

偶然が偶然をよび本当に奇跡と言ってもいい「☆☆社長」との出会い。

まるで入社面接のような質問に
「ネット全盛時代の物販」について全力で回答するぷぅ。
「老舗問屋とネット物販」
相反するお互いのビジネス対話の先に意外な結末が待ち受ける。

ぷぅの【おもちゃショーの奇跡】
ついに完結! 「☆☆社長の言葉」