退職届を出した決意
所属部長に「退職願」を出してから一週間くらいしてから常務面談、本部長面談、そして近い先輩・後輩に報告しました。
当然「引き留め工作」が働くものの ここまで公言して引き下がるわけにはいかぬ!
ということで、「(独立の)意思は固いです」とつらぬき通す。
取り付く島もない様子に、相手も観念した様子。 その後は、
「どんな事業をしている?」
「売上げは?」
「粗利は?純利は?」
「不良在庫はないのか?」
「誰でもできるのか?」
とか、興味津々で聞いてくるあたりが正直なところのようです。
2018年6月末で退職
そして、2018年6月末で退職が決定。18年も同じ釜の飯を食べた仲間。
最終的には応援してくれました。(引き継ぐ後輩は青ざめてたが)
会社では全国で活躍していたぷぅ。全社に公開すると影響が大きいから、このことはギリギリまで伏せておくようにとのこと。
「約束された出世街道」を捨てる
いや、「意思が固い」とか言いながら、正直、これまで積み上げた18年は軽いものではない。 「約束された出世街道」を捨ててしまった。という思いはありました。
メルマガ読者さんからも 「おめでとうございます!」 とたくさんの応援があり、本当に励まされました。
- 5000万円を超える住宅ローン
- 二人の子供の養育費
歩みを止めたら死ぬ ぐらいの「覚悟」でやらなくては!
「退職願」を提出してから約1週間
- 設計部長(1人)
- 本部長(4人)
- 常務(2人)
- 専務(1人)
- 社長(1人)
と面談が続いています。それぞれガッツリ引き止められると思いきや、 「残念だけど、自分で決めた道があるのなら応援するよ」 と背中を後押ししてくれる人もいます。
なにより、 「ぷぅがどうやって物販で稼いでいるのか?」 にみんな興味津々です。「教えてほしい!」と言わんばかりにグイグイ食いついてきます。営業本部長は
社長が激怒しました
そんな中、ただ一人社長が激怒しました。 ぷぅに対してではなく、 設計部長と本部長に対して。 社長
まさか「怒りの矛先」が上司に向かうとは思っておらず、隣にいた僕もなんとも言えない雰囲気に。※社長はかなり横柄(おうへい)です。(部長、本部長に向かって) 社長
「万が一、事業が失敗したら うちに戻ってきなさい」
一方、労働組合の元執行委員長ぷぅとなんども激論を交わした専務からは、
「万が一、事業が失敗したら うちに戻ってきなさい」
この言葉には正直グッっと来ました。
これぞ役員、これぞ人徳。 ただの社員としてではなく「仲間」として見てくれた専務に感謝。
俺も、こういう人になろう。そして 昨年初夏の6月は「送別会」と称して、たくさん飲み会が続きました。
せどりから独立起業への成功マインド
僕も最初は副業で店舗せどりを始めて今に至ります。
やってることは、「 安く仕入れて高く売る」
それだけです。 なのに、
お金が増えるどころか、 自転車操業となり、 借金が増える人 黒字倒産となる人
も多くみてきました。 ただモノを横流しにしてるだけでは、
月5万程度のお小遣いレベル であっても厳しくなります。
やってることは、「 安く仕入れて高く売る」
なぜうまくいく人とそうじゃない人と差が出てくるのか?
どうやって着実に副業で 安定した収益を 生み出す仕組みを ぼくが作っていけたのか?
を綴っていきます。
購入した人(お客様)を大切にするというマインド
「あなたを探していたという人を大切にする」
「これが欲しかった!という人を大切にする」
「自分を必要としてくれる人へ、最大価値を提供する」 を常に意識して取り組むことで、 自然とお金が増えていきます。 自分のことを必要としてない(or好きじゃない)人に 時間や労力を使っているより (例えばクレーマーやアンチに意識や時間を割いているより)
そこで、 今日は副業であっても
“どんな価値観で取り組んでいくべきか”
ビジネスとして 物販を始める土台となる考え方について
1つのキーワードを元にお話ししていきましょう。
『三方良しの真実』
「三方良し」 という言葉をご存じでしょうか。 中世に活躍した近江商人の ビジネスへの姿勢を表したものと言われているんですが 検索してみるとこんな感じ。
『三方良し』「さんぽうよし」とは 「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。 売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。 近江商人の心得をいったもの。 (コトバンクより)
- 売り手よし
- 買い手よし
- 世の中よし
「儲かればいい!」 ということだけを考えていると、
単純に一度縁があったお客さんに(再購入)リピートしてもらえません。
「買って良かった!」 と思ってもらえるような販売をしていけば
リピートをしてもらえるかもしれないし、 周りの人に良い口コミをしてもらえるかもしれません。 それが応援されるということでもあります。
内から広げる
それだけではなくて
買い手にとって良いビジネスをしていると
また、お客さんに応援してもらうことができる。
自分に利益が出て、 買ってくれた人にとっても 購入して良かったと思ってもらえる。
これが、
- 売り手(販売者)よし
- 買い手(購入者)よし
ということなんですね。
つまり、購入者の方が喜んでくれれば
・じゃあこれはどう?
と提案がしやすくなります。
それで
・喜んでもらえた
・イマイチだった
など、「内から広げる」 という反応が取れれば、
そこから 「外へ外へと広げていく」 ことが可能になります。
具体的にお話しすると、じゃあ、そうですね、 「せどりを教える」 を例にしてみましょう。 せどりの成果が出て、自分の人生が豊かになった!嬉しい!
(内から外へ!) 他の人にも教えてあげよう
自分のブログに問い合わせてくれた人へ 個別でじっくりと教える。
それを何人か続けてみる
質問内容がけっこう共通していたので 動画などコンテンツにしてみる。
喜んでもらえたのでまとめて教材を作ってみた。
(内から外へ!)
メルマガなどで一般販売してみる。
これを繰り返していくのが
内から外に広げる ノウハウの作り方になります。
着実なステップアップ
まず自分で“良いと思う”ノウハウを作って、
そのあとにお客さんを集める。 ではなく、 自分で「これいけるぞ」と思う方法を 近くの人に教えてみて 結果が出たらお客さんを集めて販売する。
このステップを無視して、 「これは売れるだろ!」 という
ビジネスをいきなり作ることはできません。
(それって誰に必要なの?それは理想のお客さんに価値を提供できるものなの?がわからないから。) と、こんな感じで。
『Win Winの関係から三方良しへと・・・』
売り手が良くて 買い手が良くて
それが良いビジネス(つまりWin Winの関係ですね)
というのは 決して綺麗事ではなくて
皆さん自身が実践して豊かになるためにも とても重要な考え方と言えます。
「世の中良し」 まではいきなり考えるのは難しいと思いますが
(まず、自分良し、相手良し(Win Win)ができてから、という順番だと思っています。)
なのでこの「三方良し」という言葉。 頭の片隅にでも置いて、 現在の作業に取り組んでみると、 また違った、良い変化が生まれるかもしれません。