満員電車 卒業したい
思い返せば独立のきっかけは「満員電車」僕が使っていた電車は、東急田園都市線って電車ですが、埼京線の乗車率にも匹敵する、乗車率が200%を超えることもある地獄路線です。必死に独立を目指したのは
「資金がないけどせどりで稼げますか?」
読者さんから
「資金がないけどせどりで稼げますか?」
という内容のお問い合わせがあります。よく、「資金ゼロから稼げる」とか「低資金でも稼げる」とかのブログをみかけますが、不可能ではないですが舵取りが難しいです。
実質0円仕入れは危険
せどりをはじめるのには、自己資金50万円は必要と思います。クレカを使えば「後払い」になるため「実質0円仕入れ」が可能となりますが、そのキャッシュフローを意識しないと非常に危険です。
僕は2015年冬、「冬のボーナスを捨てるつもりで」せどり業界に参入しました。
- 仕入れ
- 販売(1ヶ月)
- 振込み(2週)
- クレカ支払い
「原則1ヶ月以内」で売り切らないとクレカの支払いには間に合いません。
この「販売」のフェーズが長引けば長引くほど、クレカ支払いに間に合わず在庫過多の黒字倒産します。
在庫の回転率を意識する
じゃあ、在庫の回転率はどうやったらわかるの?ってことになりますが、「キャッシュフローの健全性」を示す良い指標が、amazonセラーセントラルにあります。セラーセントラルトップページの「在庫健全化ツール」に表示されている「在庫日数」です。
いつもトップページを開くと目に入るはず。
在庫日数の計算式は開示されていませんが、(amazonに問い合わせましたが非公開)このamazonの説明によれば、 (ペットアカウントの「在庫日数」)
【在庫数 / 販売実績数】※おそらく販売実績数は加重平均値
要はamazonが指し示す在庫日数(回転率)が、「30日以下であればキャッシュフローが健全である」と言えます。が、、これがなかなか難しい。
- 仕入れ判断ミス
- ライバル増加
- 価格競争
などで想定以下の販売数となることがあり、在庫日数を30日切ることがなかなかできません。つまり、販売が遅れ、
「クレカの支払日(問屋の後払い日)にキャッシュがない」
という状況が生まれます。利益が積み重なってくれば余剰キャッシュはありますが、せどりをはじめたばかりでは利益が残っていることはないはず。
「サラリーマンの信用」を使い倒せ
この、キャッシュフローの不足分をカバーするのが「自己資金(50万円)」です。クレカや後払いに頼るのは良いですが、必ず自己資金は準備しておきましょう。
僕は物販で攻めるために政策金融公庫から500万円借り入れた他、念のため地方銀行から1000万円上限のカードローンを作成しました。備えあればうれいなし。
「サラリーマンの信用」を使えるうちに、使いたおして独立したぷぅ。
夢を実現させる近道が、ぷぅは物販でした。
あと20年以上も、こんな殺伐とした電車に乗ってられないよ東急さん。