amazon FBA納品の配送コストを軽減するには

実践記

「配送業者がヒャッホイ問題」

現在フラワーデザイナーさんから仕入れているお花たちの販売までの流れは、

<デザイナー>
「製作」

「梱包」(配送用)

「配送」(ぷぅ社へ)

<ぷぅ社>
「開梱」

「梱包」(出品用)

【FBAラベル】貼り付け

「配送」(amazonへ)

と、かなり重複作業が多く、「2度の梱包作業」と「2度の配送作業」で費用がかなりかかっている。配送業者からすれば、「ヒャッホイ!2回も配送してくれてありがとう!」な状態。

作業の重複を解消するアイデアを思い付く

そんな折、先日デザイナーさんにamazon納品方法を伝授していて思ったのだが、

<デザイナー>
「製作」

「梱包」(出品用)

【FBAラベル】貼り付け

「配送」(amazonへ)

※つまりFBAラベル貼り付けが増えただけ。

<ぷぅ社>
(商品ラベルと納品ラベルをPDFで送る)

という手順を代行してもらえれば、ぷぅ社でやることはほとんどなくなるうえに、これまでぷぅ社でかかっていた経費を手間賃としてデザイナーさんに支払うことで、

  • デザイナーさん「利益」増える
    (手間ほぼ変わらず)
  • ぷぅ社は「手間」がほぼなくなる
    (経費も減る)

※しかもデザイナーさんは在庫売り切り

というWINWINの状態になる。

これは、製作者と直接やりとりして「amazon出品方法を教える意義」があるぞ。と、一人で感動を覚えていた。

問題点

一番の問題は、

フラワーデザイナー
自分が直で全部amazon販売したらよくね?

となることだが、、

在庫が即日なくなり「すぐに利益になる」という点でメリットを感じてもらえたらなぁ、と。デザイナーさんとは毎月打ち合わせがあるので今度相談してみよう。

配送業者をヒャッホイさせるだけの、無駄な作業はイラナイのだ。

フラワーデザイナー講師として生業をたてるために

今こそ問屋仕入れを構築しておくべき?

Mさんからのメッセージ

雷神をはじめ各種ツールをご利用いただいているMさんから、問屋仕入れに関する質問をいただきました。

質問内容

問屋仕入れのリサーチ方法は

  1. 「JAN価格表の有無」を確認してリサーチ
  2. 「JAN価格表がない場合」は個別にリサーチ
  3. 「特定希望メーカー」があれば価格表依頼

という手順で良いか?

回答

雷神のご利用ありがとうございます!

非常に良い質問で(偉そう)、どれから答えようか迷ってしまうほどですが、、端的に回答していきます。

私が提供している、「問屋ネゴシエイトマニュアル」と同時に「問屋値引き交渉マニュアル」も確認してください。これらふたつのマニュアルで問屋取引の楽しさを理解して頂けると思います。

JAN価格表からのリサーチ

「JAN価格表からのリサーチ」はMさんがおっしゃる通りの流れです。

逆に言うと、JAN価格表がなければ1問屋にかかる労力が非常に大きくなり、手間が増えるので避けるべきです(時間は有限です)。

JAN価格表がない場合のリサーチ

「JAN価格表がない場合のリサーチ」はカタログリサーチを行ったりしますが、日々移り変わる商品をカタログで追うのは非常に非効率ですので、仕入れたい商品の「見積依頼書」を出してリサーチしていくことになります。

が、これまた面倒。なので、私は見積依頼書を自動生成する方法でやっています。興味がありましたらこちらの見積依頼書作成ツールの解説動画を確認してください。

特定メーカーの仕入れ

「特定メーカーの仕入れ」ですが、いまやほとんどのメーカーがamazon出品されていて、自分しか仕入れられない「メーカー」を探すのは難しいでしょう。

ですが、自分しか仕入れられない「商品」を仕入れることは可能です。要は、amazon、楽天、ヤフショで出品されていない商品です。

これらは、自身でカタログを作って販売してくことになります。相乗りされないように工夫して出品しましょう。

長くなりましたが、、、

なにしろ、問屋仕入れの醍醐味は

  • 長いお付き合い
  • 値引き交渉

にあります。

今後、amazonの規制も強まり、せどりへの風当たりも強くなるかもしれません。「長い付き合い」が必要な問屋仕入れをいまから構築しておくとよいでしょう!

【再来の清原】スポーツ問屋実践記