自分の資質(強み、才能)と向きあう

コラム

自分からハードモードを選んでいないか

世の中には、個々人が持つ資質について2つの考え方があると思います。

  • 弱みを努力で克服していく
  • 強みを生かせる場所で活躍していく
ぷぅ
僕はダンゼン後者が生きやすいと思ってます。

あなたもパッと見、きっとそう感じると思います。

が、実際のところ平均的に高水準でこなせる人の方が高く評価されがちな世の中です。
学校のテストでも

国語:80点

数学:40点

という結果だったら、

ながの
国語を90点100点にするよりも、数学を60点70点にするのが優先だ

と先生に言われると思います。

会社に入ってもミスが少なくてまんべんなく業務をこなせる人の方が「仕事ができる人」と見なされて、出世していく傾向があるように感じます。(僕がいた会社ではそうでした。)

自分の資質を生かす

仮に、ある能力が尖りまくっていれば、突出した才能が見出されてひょんなことから、表舞台に立ち地位や名声が得られることもあります。 しかし、それはある種の「天才」という一握りの人たちであって、

多くの人の「資質」「才能」が世の中に埋もれてしまっているのが現状です。

そして結果的に、「自分の資質を生かして仕事をしている!」と感じる人は少なくなってしまう。

型にはまった人生 サラリーマンを一生続けるのか?

ある調査では、

「私仕事をするうえで、自分の最も得意とすることを行う機会を毎日持っている」はという項目に「YES」と答えた人は3分の1しかいかなかったそうです・・・。

僕の場合は「型にはまった人生は嫌だ!」「自分が楽しいと思うことをして生きる!」という夢を諦めず、挑戦し続けてここまでくることができました。決して自慢とかではないです。

自分の価値観って?!

…と、長々と前置きしましたけれど何が言いたいのかというと、

ぷぅ

自分の資質(強み、才能)と向き合わずに、

自分からハードモードを選んでないか(活躍できる場所で戦えているか)?

を自分の身に当てはめて、日々の業務に多少なり意識してみて欲しい。

んです。
明らかに自分の資質と反するモノゴトに、取り組み続けることは

大切な時間を浪費してしまうばかりか、あなたの才能を生かすことで、本来得られた多大な価値を失うことになります。これは大きな損害です。自分にとっても周りの人にとってもですね。

資質って本当に十人十色で誰しもが、その人だけの輝ける才能を持っています。(これは発信者という形で数百人と関わってきて、本気で思います。)

お金を稼ぐ際イージーモードを選択している

とは言っても僕たちは「ネットを活用して稼ぐ」ということに関しては「イージーモード」を選択することができているわけです

その時点で、だいぶ現代社会の“勝ちやすい場所”で戦うことができていると言えますよね。
その中でも

自分自身の資質と向き合い(自分を知り)、より価値を生み出せる場所で

戦っていくことは、ビジネスの飛躍にとっても大きな意味があることですから、ぜひ考えに取り入れて欲しいところです。

知識→行動→結果

今お話ししたことは「少しでも向いてないと思ったらすぐ辞めよう」ということでは無いですから誤解しないでくださいね。

ぷぅ

個人的には、資質が関わってくるのは

ある一定ラインより後の話でそこまでは、しっかり学び、

行動することで誰しも越えていけると思っています。

言葉の「キャッチボール」が「雪合戦」に

よくコミュニケーションで言われるのが、言葉のキャッチボールという言葉ですが、これって多くの人は、「言葉の雪合戦」になってしまっています。どっちも自分のフィルターを持って、自分の価値観を言葉にしてぶつけ合う。日常会話でもそういうことってありませんか?

だからこそ、まずは相手のことを受け入れるために、(この人の世界では100%正しい)と思いながら関わっていく。そのために私は、フィルターを外した時の会話で、

特によく口から出てくるのが、「それってどういうこと?」「例えば?」という言葉です。
これは結構使いますね。別に相手を問い詰めたり、追い込んだりしてるわけじゃないです

フィルターを外す=自分の価値観を外す

ということであるならば、相手の会話をもっと知りたくなりませんか?

まずは相手のことを受け入れる

これは”褒めて伸ばす”とか、そういうのとはちょっと違って、まずは相手のことを受け入れる。そのためのコミュニケーションをとる、ということ。

”間違った人はだれもいない”

コーチングというのは、相手とのコミュニケーションを通し、その人のやりたいことだったり、目標を達成する応援をしたりします。
だからこそ、話を聞いたりしているときに、(んー、なんか違うなぁ)と自分で思った瞬間に、フィルターがかかっちゃうんですよね。その後に、相手がどんなことを言おうと、”自分の中での答え”を用意して話を聞いてしまう。
まず、相手の話をしっかりと聞くという意味では、

「(義務的に)こうしなければいけない」というフィルターは、

できるだけ外してニュートラルでいたい

と考えてます。

先入観を持たない

例えば、「納品しないとダメなんですけど、なんかやる気がでないんです……」という相談があった時も、「やる気がでないっていうのはどういうこと?」「例えばどんな感じなの?」と、聞きたくなっちゃう。「やる気がでない」という部分を、もっと分解&深掘りしたいんですね。

だって、一言で”やる気がでない”と言っても、いろんな状況や状態やパターンがあるじゃないですか。
その人の中で何が起こっているのかを知りたい。それを、(やる気がでないのか、なるほど)と、自分のフィルターを通して、勝手にその「やる気」を定義づけしちゃうと、もう会話の進む先が限られてきちゃうんです。

簡単なようで難しい

だからこそ、「どういうこと?」「例えば?」というクエスチョンワードで、もっともっと知っていきたい。それを続けていくと、ちょっとずつ答えがみえてきたり、本人が気づきを得たりします。
でもまぁ、言葉で言うのは簡単ですが、なかなか難しいです。

こういうのも、本当に数稽古というか、

”意識を持って、まずはなによりアクションを起こす”

という、ビジネスの本質と一緒です。
ちょっとだけスイッチを入れておいて、とにかく色々とコミュニケーションを取る。そうすると、だんだんと自分の中で”当たり前”になり、いつの間にか定着していくようになります。

ぷぅ
相手のことを信じ、フィルターを外して、先入観を持たずに会話をする。

プライベートや日常会話はもちろん、ビジネスでも役に立つことなので、

是非ともチャレンジしてみてください!