Amazon物販/せどりにおけるキャッシュフローとお金を増やすための在庫の考え方と回転方法

実践記

 

初心者の時からしっかりとキャッシュフローを意識していく

「月商の高さ」という見た目だけに惑わされ、現実を見て見ぬフリしてませんか? 気が付けば負債が大きくなって自転車操業…

特に、キャッシュフローに関して一番躓きやすいのは、物販を始めて間もない頃です。
まだ経験が浅いため、お金の流れが理解できないことが原因ですが、中にはどんぶり勘定で、何か月、何年やってもお金が増えず、気づけば借金が膨れ上がってたという人も。

売上げ(月商)だけを追い求めている人が陥る「黒字倒産」。

とならないために、

キャッシュフローの現実と解決策について

「仕入れ」→「納品」→「販売」→「入金」

確実にお金を残すキャッシュフローについて伝えていきます。

Amazon物販/せどりにおけるキャッシュフロー

物販でのお金の流れはとてもシンプル。

仕入れる ⇒ 商品を売る ⇒ キャッシュが入る

これを繰り返してお金を増やしていくことができれば、資産が構築されていきます。
個人のカードで回している小規模な時から、この物販のキャッシュフローを、確実に増やしていくことを意識しないと、お金は残らないか借金にまでなって黒字倒産の恐れも…。
この記事の後半では、資金繰りについても解説してきますが、自己資金を超えて取引をするようになると、この『お金の増減』をコントロールすることが、何よりも肝となってきます。

ぷぅ
実際これまで、amazonの販売力を過信してそんな「危険な状況になってしまった人」を何人も見てきました。
物販をはじめて、お金が増えていかないという人はしっかりと読んでください。

電脳Amazon物販せどり「キャッシュフロー3つの極意」

Amazon電脳物販せどりのキャッシュフローには「ぷぅ流3つの極意」があります。

キャッシュフロー「3つの極意」
  1. スピードの極意
    利益商品には旬がある、スピードを意識せよ
  2. 少量多品種の極意
    在庫は売り切らなければ、お金は増えない
  3. 8勝2敗の極意
    全商品で利益は出せない、損切りする勇気を持つ
これを必ず意識してください。ベテランでも忘れがちな「超基本」です。
月10万円稼ぐビジョンは見えましたでしょうか?
月商100万円で売り切ることが達成できれば、あとは2倍3倍にしていくために必要なのは単純に「作業量」です。月収10万円を達成するために、
まずは、月商100万円(売り切り)を目指しましょう!

お金を増やすための在庫の考え方

せどりを始めたばかりの方がamazonで月収10万円を手元の残すためには

  • 仕入額 約60万円
  • 月商 約100万円
  • 利益率 15%~

こんな条件が必要です。

経理上、在庫は資産という扱いになります。負債ではなく資産。でもその在庫は経理上資産としてあげますが、本当に資産として自分に価値がありますか?

むしろその逆。時間の経過ととも目減りする資産、

例えば、

  • 季節ものは次シーズンまで売れません。(資金があれば持ち越せますが初期はリスクです)
  • トレンドは売る時期を逃すともはやゴミと化す商品も。
ぷぅ

余剰在庫こそがキャッシュフローを滞らせる元凶です。

仕入れた時点で在庫はリスクを背負っているくらいの認識を持ちましょう。
もったいない精神は、捨てて損切りというビジネス感覚を養いましょう。

もちろん、在庫している商品の状態(不良在庫)によって、その見方も間違ってはいませんが、優良在庫なのであれば、しっかと『資産』として捉えるべきです。

初期利益率は15%~ですが、「価格競争」、「赤字損切り」が必ず発生するので最終的に平均10%で御の字。
これで、月商100万円の10%利益で「利益10万円」です。
価格改定をしっかり行い、臆せず「カート価格」を維持してください。

カートを自動で取得するツール「プライムプライス」圧倒的な販売力で差をつける!カートプラスはamazon価格改定ツールで最安値なだけで終わらない

損切りを覚悟してまずは「売り切ること」に全集中

クレカの支払いの基本は、「月末締め」の「翌月末」払い。
つまり、「仕入れから支払いまでの猶予」は、最長2ヶ月。

 

補足説明

キャッシュフローを健全に保つためには、

月初に仕入れてその月のうちに、翌月末まで売り切る。

これを意識する必要があります。

☞amazonの振り込み期間も考慮必要
初心者の方はまず、月初に60万円仕入れたらその後は、一切仕入れを行わずに
「売り切ること」に集中してください。
すべての在庫がはけたらあなたの手元には、「10万円」が残っています。

※ポイント利益を加味している場合
現金利益:6万円
 ポイント利益:4万円
 などになっているでしょう。
まずは仕入れて売り切ること。
初心者の方がまずやるべきは、
  • 利益商品の「リサーチ」
  • 月初に「まとめて仕入れ」
  • スピード感をもって「納品」
  • 翌月末までにすべての在庫を「売り切る」
リサーチツール「雷神」を使うと、利益商品が次々と見つかります。
ただ「次々と仕入れたくなる気持ち」は抑えてください。
「仕入れ」に集中するのは月初だけ。あとは、「売り切る」ことに集中する

  • 売上げ「100万円」
  • しっかり在庫を「売り切る」

お金を増やすための在庫の回転方法

次にお金を増やすための在庫の回転方法の考え方について解説していきます。

仕入れスピードを常に意識する

 物販はまず「仕入れ」から始まります。新品では利益率10~20%程度の商品を狙うのが王道。

利益率といっても、この場合
納品費、雑費、人件費、 
などの経費を考慮していないため「粗利率」といった方が正しいですね。
ぷぅ
僕の場合、最終的な利益率(営業利益)は「10%前後」で落ち着きます。僕は一人で物販をやっているので、「amazonサイト内SEOも兼ねた広告費」「納品代行費」以外の経費はほとんどかかりません。
ちなみに、多くの業界で営業利益が「1~5%で上出来」と言われる中で、「営業利益10%前後」というのは非常に優秀な値と自負しています。

鉄則1
キャッシュフローの観点から見れば、「仕入れのスピード」が重要
翌日配送がベスト、仕入れて数日から数週間かかるものはできるだけ避けましょう。

納品スピードを速める

次に、仕入れた商品は「在庫」に変わります。在庫は「お金」と同じ。ココでも大事なのは「納品スピード」です。

鉄則2
納品スピードが速くする

  • 「売り切る」のが早くなる
  • 「価格競争」に巻き込まれない
  • 「入金までの時間」が早くなる
ということで、キャッシュフロー的に非常に良い状態になります。
仕入れた在庫は早々にamazonに送ってしまいましょう。僕の場合は、問屋から納品代行へ商品を直送して、だいたい「翌日」には納品指示しています。

販売スピードを常に意識する

次に「販売」です。amazonに商品を「預けているだけ」では、お金は戻ってきません。基本的に在庫は「1ヶ月~2ヶ月以内」に売り切るのが理想です。
ところが、ひとつのカタログを複数セラーで共有するamazonでは、「価格競争」が日常茶飯事で、よくいるのが、

  • この価格で売っては赤字になるから
  • ライバルがいなくなれば価格は戻るから

という理由で、売れない価格で何ヶ月も放置して余剰在庫をどんどんため込んでしまう人。

「黒字倒産」
amazonでは「カートボックス」を取得しなければ売れません。

そして、カートボックスはそんな弱気な姿勢では取得できません。(これはamazonの策略でもあるが)
価格競争に臆していては在庫(お金)が動くことはなく、「黒字倒産」します。

みんな、「全ての商品で利益を出そうと考えすぎ」です。
利益商品は「8勝2敗」で十分。価格改定ツールなどを駆使して、「カート価格を維持」してどんどん在庫を回転させましょう。

鉄則3

利益商品は「8勝2敗」で十分

在庫は「1ヶ月~2ヶ月以内」に売り切る

価格競争ナシ!ライバル「0」!amazon本体すら無視!で優先的にカートボックスを取得する方法&amazonデータバンクから自在にASINを選別するツール「Keepaレシピ」

キャッシュ化スピード

さて、「仕入れ」→「納品」→「販売」というステップを経て、ようやく「入金」です。
ところが、amazonの場合ここでも待たされます。
amazonの「入金サイクル」は2週間。しかも、振込み実行から銀行に入金されるまで数日かかります。
※さらに「引当金」として 一部の売上げが保留されるセラーもいる
販売してから最長15日以上も待たされてようやく銀行へ入金。

「仕入れ」→数日~
「納品」→1週間~
「販売」→4週間~
「入金」→1週間~

ぐらいが「仕入れ」から「売上げ(入金)」までの一般的なキャッシュフローでしょう。
クレカで支払いしている人大丈夫ですか?
クレカは「月末締めの翌月末払い」がほとんど。
たとえば月末に仕入れたものは

「仕入れ」→翌日配送
「納品」→~1週間以内
「販売」→~2週間以内
「入金」→~1週間以内

という【奇跡的な販売スピード】で販売しなければ「支払日」に間に合いません。

物販は生活資金とは別の「事業資金」で実践せよ

借り入れをする

「仕入れ100万円」で、「売上げ200万円」作れる世界

資金にバッファ(余裕分)を持つことです。物販は生活資金とは全く別の、「事業資金」で実践すべき。
ハッキリ言います。月商 数百万円のamazonの物販を無借金でやることは不可能です。
「仕入れ100万円」で、「売上げ200万円」作れる世界が現実にあります。
ビジネスのために借り入れをすることは悪いことではありません。
むしろ、借り入れをせずに生活資金を使いこんで、生活を破たんさせることの方が悪いことです。

「借り入れ」が怖い

しっかりと資金調達をして、「月商 数百万円」までもっていかないとお金が増えないことは
みなさん気づいているはずです。「借り入れ」が怖いですか?
僕から見れば、借り入れせずに「生活資金」で物販をやっている人の方が怖いです。「クレカの後払い」程度に頼って月商 数百万円を維持するなんてまさに自殺行為。「黒字倒産しました」なんて自慢にもなりません。

鉄則4
資金にバッファ(余裕分)を持つこと

月商と同じか1.5倍程度の「運転資金」

ぷぅ
僕の経験上、amazonではしっかりとリサーチしてしっかりと在庫を回転させて、商品が売れ残ったことはありません。
大丈夫です。「あずけたお金(在庫)」は必ず返ってきます。

月商と同じか1.5倍程度の「運転資金」を持ちましょう。

僕自身、月商500万円を目指して金融公庫から「500万円の借り入れ」を実行し、実際に、「500万円の売上げ」を達成しました。
仕入資金はだいたい毎月200~300万円借入金のバッファ(余裕分)があるので、多少、在庫回転が遅くなっても怖くはありません。

月商1,000万円を目指す

月商1,000万円を目指すために僕は、物販の次の目標として「月商1,000万円」をめざしています。
先日メルマガとブログで言いましたが、RAISIN(雷神)と共に、新しい取り組みに挑戦すればたとえ一人でも、そのぐらいはイケると思っています。
そして、月商1,000万円で安心・安定して運転するために、再度「借り入れを実行」します。

金利がタダに等しい

商工会議所の【マル経】

先日、金融公庫に軽く問合せたところ

  • 物販実績をあげ
  • 返済実績もつくった

ので、「1,000万円ぐらい貸せるかもよ」と金融公庫から返答をもらっています。その際、商工会議所の【マル経】を使うと「金利がタダに等しい」ほど安くなるとのことで、さっそく、明日(7/9)商工会議所にアポ入れました。
参考:商工会議所のマル経

まとめ

今は投資も運用しているぷぅですが、最初にこのキャッシュフローを徹底的に意識したことが今の自分につながります。本当に、この「キャッシュフローの考え方」はそれだけ大切なことです。

物販では基本的には、在庫を保有してリスクを取って販売するという形になります。初心者のうちから資金管理をしっかり行って、確実に稼ぐ力を副業のうちに着けておきましょう。

ぜひ、参考にして下さい。最後まで読んだ人に拍手!

 

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