はじめに
悩みに悩みぬき、これまで培ったすべての実績を捨てて独立の意志を固めたぷぅは、、
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ぷぅの物販歴イマココグラフ
超・超就職氷河期
2001年、春
ぷぅは東北の三流大学を卒業して上京。
新宿の高層ビル群に迎えられてとある建築系の会社に入社。
超が2つ付くほどの就職氷河期に、親のコネを全力で使いなんとかギリギリの採用。
同期は自分を含めてたったの5人。
入ってみたら「超」がつくブラック企業。
普通の何倍も濃い ぷぅの20代
・残業時間240時間オーバーの過重労働
・30歳まで1年1つ国家資格を取得
・問答無用の他県への転勤
・24時間泊まり込みの突貫工事
・突然世界的企業へ長期間出向
・最高難度A社研究所(54億)の設計を担当
・結婚と長男・長女誕生
・1回目のマイホーム購入
こんな激務をこなす中で、1人辞め、2人辞め、3人辞め、、17年も経つと同期は2人だけに。
当時から人に任せるのはキライで、ほとんどのことを「一人でやる」ことにこだわっていた。
普通の何倍も濃い20代を過ごしたため、若くして会社に物言いするほどの生意気野郎に成長する。
出世街道大爆進 ぷぅの30代
・東日本大震災の復興事業で東北入り
・電気もガスもない中での復興作業
・本社に戻り労働組合執行委員に抜擢
・第2書記長→書記長→副執行委員長
・その後、執行委員長を2年歴任
・所属部では一部門を任され全国行脚
・博士号に匹敵する資格「技術士」取得
・2回目のマイホーム購入
会社からは
✅社長賞:1回
✅功績賞:5回
✅提案賞:3回
を受賞し、将来を背負って立つ役員候補として出世街道という名の一本道を大爆進。
スキャンして捨てた会社の賞状たちそして、あふれるエネルギーは本業だけではおさまらず、
・2015年10月 「せどり」開始
・2016年10月 せどりから「物販」へ移行
・2016年10月 「情報発信」開始
・2017年6月 「株式会社ぷぅ」設立
そして、入社18年目を迎えた2018年の春
「退職届」を会社へ提出した。
直後、社長に呼び出され怒られると思ったら、ぷぅの上司たちが怒られる。
ぷぅショック
将来の役員候補の突然の退職届。
会社に与えた衝撃は「ぷぅショック」と言われその退職届は各所をめぐり、数ヶ月かけて受理される。
多額に残る住宅ローン、子供2人はこれからお金がかかる。
妻には心配をかけて申し訳ないと心から思う。
が、俺は未来を描いたら身体が先に動く人間だ。
17年かけて積み上げた約束された出世街道を捨てて退路を断つ。
安定を捨て独立したこの先に人生の自由はあるのか。
いや、もう崖から落ちている。
やるしかない。
這い上がるしかない。
退職届を提出したぷぅは、自由な未来への不安を感じながらも、長年自分をつないでいた、重くて硬い「鎖」がはずれた気がしていた。
次回予告
そして、自分の独立はこのモンスターツールとともに爆速でスタートすることになる。